ブティック

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お茶の時間。

指をくわえて待っていると、期待していたとおり、「お茶しましょうね」。おねえさんが入れてくれたお紅茶。しかもお菓子付き ^^とってもおいしゅうございます。

ご迷惑だとわかりつつも、心地よい空間なので、つい長く居座ってしまいます。

またいらして下さいね。優しく笑顔で見送ってくれますが・・・

おそらく心情は、あいつ!!いそいそと奥さんについてきて、物欲しそうなしぐさで「お茶」催促する。

ここはカフェじゃないのよ。ブティック。よろしいわねブティックよ。繰り返すわよ、ここはブティック。

2012年4月02日掲載