才能なし
ちっとも上達しない。
才能なし。
あ~~もう!
腹たってスマホを床に叩きつける訳にもいかず、床に落ちないように、ソファーの上にちょっと力を込めて投げつける。
ワーオとかヒヒーンとか、フィーバー。いいよ!いいよ。高得点がでそう。
ジェームスとハゲおやじが出てくると、なんだかとってもイラつく。そして結局低得点に終わる。
ちっとも上達しない。
才能なし。
あ~~もう!
腹たってスマホを床に叩きつける訳にもいかず、床に落ちないように、ソファーの上にちょっと力を込めて投げつける。
ワーオとかヒヒーンとか、フィーバー。いいよ!いいよ。高得点がでそう。
ジェームスとハゲおやじが出てくると、なんだかとってもイラつく。そして結局低得点に終わる。
家に帰ると母が「兄ちゃん!ヘンなのもが届いてる」ヘンなもの??
今度はキャサリンがなにコレ!「パジャマ?」
違うよ!レーシングスーツ。
サーキットを走るの?いやそんなつもりもありませんが・・・。
ずっと、ずっと欲しかった、一度は着てみたかった、でも着る機会もないと諦めていた。しかしあるお方が、街着にしてみようと言い出したので、いつものように後先考えずに買ってしまったのであります。(しかも、色違いのお揃い)
休日にコレ着て映画を観にいったり、いつものようにカフェでお茶したり、たまには仕事の時もと思っていますが。
似合うかな??いろいろ考えながら着てみたら。
キャサリン 「ガソリンスタンドでバイトするといいかも」
リチャード 「・・・・・やっぱり」
キャサリン 「トラクターも似合うかも」
リチャード 「知人に頼んでみる]
気分はマックイーンなんだけど。
お~~、よく来てくれた!!
実はね、気になることがあってね。まあゆっくりお茶を飲んで・・・さあ出かけよう。
「ついてきてね」と言われるので、スパイダーの後ろ姿を眺めながら・・・。
チチチチョットとまってよ!速すぎる。後ろ見てくれてるかな??はぐれちゃう。
なんとか無事たどり着いたそこにあったのが、青い車。
これこれ!これが気になって気になって。な!!いいだろう。
と少年のように目を輝かせ、写真を撮って、いいないいな!欲しいな~~。
母と同い年、74歳。まだ車が欲しいそうです。AT、エアコン?左足がちょっとしびれているけど。
べらんめ~、こちとら江戸っ子だい。そんなもの必要ない!
恐るべし74歳、おそらく精神年齢○○歳。かっこよすぎ。
また、仕事抜け出して、お茶しにおいで!
は~~~い。
車で約15分。
こんな近場にこんな所があったなんて。
縁側に座り、桜と、お城を眺めていると・・・。
「皆のものちこう寄れ」華やかな女性に囲まれ、まるでお殿様になった気分。まずは一服、そして宴が始まる、愉快愉快。
そんな妄想に浸っていると、次々に縁側に花見客が、当然のことながら、周りは昔とても綺麗であったに違いないご婦人ばかり。
春の香りとお茶の香りがなんとも優雅のはずが。
周りは一瞬でシップの香りに包まれる。
しかし嫌悪感などみじんもない、刻々と時が経過し、近いうちに自身がそうなる時期が訪れるから。
先週からクラッチ踏みすぎで、脚とおけつが・・・いまだにお疲れ。シップ買いにいきます。
花曇り、そして少し花冷えする花の季語がぴったりの時期にお花見にでかけてきました。
桜をみると、あの頃を思い出す。
ケリー!桜見に行く?うん。
缶コーヒーを飲みながら土手に一緒に座り、綺麗だねケリー。・・・。
「パパ~!帰ろ!お腹すいた」といいながら、トコトコ車まで戻っていく。
一緒に桜をみにでかけられなくなって2回目の春。薄いピンクの花ってなんて淋しい色なんだろう。
「パパ~帰ろ、お腹すいた。アイス食べたい」かすかにそう聞こえた。
ので、大きな抹茶パフェを食べにいきました。
内緒でよく食べさせたアイスクリーム。
パパ~。やっぱりバニラが一番おいしいね。よくそう言ってた。
なんだか、鼻がムズムズして涙かでてくる。
泣いているでしょ?
違うわ~~~!!!!
花粉症か鼻炎になったみたい。
おっ!素敵なジャケット。
マネキンが明るいブルーと白の千鳥格子のジャケットを着ているお店のディスプレイを横目でみていると・・・。
いつもの店員さんと目があった。しまった!みつかった。袖をひかれ、「いいでしょ!!!!これリチャードさんに似合うとおもいますけど」。
ちょっと明るすぎて、派手でしょ?そんなに着る機会がないし。
そんなことないですよ!お似合いだと思いますよ!着てみて下さい。
60歳になったら抵抗なしに着られると思うけど、まだ今の歳では似合わないかな。
そんな!!!素敵です。今だから似合うジャケットです。
そう!!着るなら 「今でしょ。」・・・・・・・・・・・・・・・。
と、、、いうことで、いつもの病気が始まり・・・。
家に帰って着てみたものの、、、、、なんだかやっぱり・・・・。
60歳まではタンスの肥やしになりそう。
おけつ好きにはたまりません。
あの映画をみていつかは見てみたい、眺めていたい、できれば触れてみたい。その思いが実現しました。
しばらく様子をうかがいながら、後ろから追尾。さて臨戦態勢も整い・・・。さ~~て。
ところがふりふりと素敵なお尻をふりながら車線変更する姿にドックファイトどころじゃありません。
後方少し左からのびた筒から、ときおり放つ、白い煙とフェロモンについに撃沈。
駐車場でオーナーがいないのを確認して、指先でそっと触れてみました。
するとやきもちを焼いたんでしょうか!我が1961年製独軍戦闘機は機嫌をそこね、家について心臓部分見てみたら、やはり泣いていました。
かわいそうに、ごめんね。先生に電話して検査をしていただけるようお願いしました。
心配しなくていいよ、しっかり直していただけるからね。
イギリス、イタリア、ドイツ、そして日本の約20機のパイロットがドックファイトを妄想しながら、地中海までランチとティータイムを楽しむツーリング。
我が機はイタリアやイギリスの赤い機を射程にとらえるも、いま一歩およばす。
すると爆撃機(74歳のベテランパイロット)がすべての機を蹴散らしていく。それに続けとドイツ機が数台の編隊をくみ・・・。
そんな「安全なバトル」を繰り返し、ランチを食べ、ティータイムに訪れた、地中海村。
こんなかわいい場所で満足そうに、満面の笑みを浮かべケーキを食べる老兵たち。
楽しかった。
残念ながらフランス軍が1機もなく、今度は農道でのドックファイトと期待して・・・
兵站部隊の皆様、ご苦労さまでした。そしてありがとうございました。
桜が満開ですって。
テレビでやってた。
来週では遅いかも。
ならば満開になる前の桜をもとめて、車で2時間北上するも、ぜんぜん咲いていない。
残念。
お腹が空いたので、暖かい春の光がほんのり注ぐ薄暗い古民家の一室で、イタリアンのランチ。葉わさびのスパゲティーニと鯛のなんとか?もう忘れた。前菜とパンとデザート、そしてコーヒーがついて¥3100。美味しかった。
前日、事務所に出前してもらったランチ。ナポリタン、サラダ、コーヒー付きで¥800。
これがまた、自由な発想でなかなかいける。
本格イタリアンに負けてない!なかなかやるじゃん。
でも、¥800か・・・。
¥680にしてみない!
ねぇ、店長。
夕日がそろそろ沈む頃。
ブルーと夕焼けの朱色がつくりだす、なんとも美しい空と翼をみながら、生まれかわったら飛行機になってもいいかな・・・。
つい、そんなことを思ってしまう。
飛行機の怖さから開放されたリチャードが、今度向かう先は遠い西の国。
出来ることなら、旅客機じゃなくて、戦闘機でいけたら幸せなんだけど。