もう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

もう・・・

 

笑ってられません。

 

 

母が一般病棟に移ったので、看護師さんに部屋を案内してもらうことに。

 

病室で、その看護師さん。

 

○○さ~~~~ん。

 

ご主人がお見えになりましたよ~~。

 

・・・

 

そう、またです。

 

 

 

息子がいうのもなんだけど、母は77歳なのに若く見える。

 

仮に、母が60歳後半で、僕が60歳半ばに見えるとしたら、夫婦とみ間違えられても不思議じゃない。

 

周りの同世代の人達と比較しても、僕が一番若々しいと内心思ってた。

 

 

しかし、たまに仕事の関係で明らかに年上にみえる方からも、僕より年上ですよね?

なんて言われたりするけど、その時は心の中で「ええかげんにしておくれやす!!どう見てもあなたのほうが年上やろ!」

「頼むぜ、おっさん!僕まだ54。おっさん!60過ぎやろ」

 

だけど。

 

こんなことが最近頻繁になってきた。

 

先日も、一年ぶりにあった25年間お世話になっている、ひとまわり上の先生に。

 

どうした、苦労が絶えないかい?

僕より白くなったね!

たまには、息抜きしにおいで。

 

 

僕自身、格好も若作りしていることは認める。

髪が少なくても、ロマンスグレーがカッコイイと思っていることも認める。

信号待ちで、自分が運転するスポーツカーがガラスに映り・・・

なんてかっこいい!

って映画の一シーンを自分に被せ、若い時のリチャード・ギアになったような気になり、酔っていたことも認める。

 

どうせなら、「素敵なおじさま」って思われたいから、無理してたことも大いに認める。

 

 

 

 

いろいろとあり、客観的に見れば60歳を超えた年齢にみえるということを認めざるを得ない。

 

従って、もう格好つけることや、無駄な抵抗をすることも諦めた。

 

貧相だし、恰幅も良くないし、「むりしちゃってる中年男」が恥ずかしいと自覚したので。

 

今後口数は少なく、動作もゆっくり、そして年齢を聞かれたら64歳と答えることにした。

 

そうすれば、お若く見えますね?

 

 

ってことになるかもね。

 

 

 

 

 

余談ですが・・・

 

ロマンスグレーって頭髪ばかりじゃなくて下もなるよ。

 

ロマンスだよ、ロマンス♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年2月02日掲載