眼鏡

 

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眼鏡を新調した。

 

 

シャープで繊細のデザインを探そう、知的に見えるかもしれない??

 

ということで、ほとんど持っていない黒を選ぶことにしたのだが。

 

 

 

 

どれが合うのかとっかえひっかえ、かけてみる。

 

ど近眼なので、その都度店員さんに聞いてみる。

 

どう?知的に見える?

 

店員さん、笑ってる。

 

あっそう、見えないってことね。

 

その次も同じ、その次も、またその次も、その後も。

 

ずっと笑ってんじゃねえよ!!お世辞のひとつも言えないってこと?

 

 

と。

 

 

心の中で思いました。

 

 

結局、知的には見えないってことね。

 

お客様の選ばれるのは、どうも奇抜なものばかりでして・・・

 

 

 

わかった、じゃあかけておかしくないのを教えて!!

 

 

これ、これ、これ次、次、次。

 

どれも今一つ。

 

これはどうでしょう?

 

奇抜なデザインではなく、ほとんどの方に、そしてどんな場面でもお使いいただけると思います。

 

・・・

 

 

普通じゃん。

 

 

じゃあ、これにする。

 

結局選んだのは、普通のおっさん眼鏡。

 

黒が欲しかったのに、また茶色。

 

 

 

ところがこれ、場所により黒に見えたり、茶色に見えたり、グレーにも見える。

 

光で七変化するという優れもの^^

 

 

 

もう一人の女性の店員さん曰く。

 

ある時には知的に見え、時にはクールで、また時には真面目に見えるそうだ。

 

モテ眼鏡男子になるそうな。

 

 

ほんとに??

 

 

 

 

 

ウソだよね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ごめんなさい。

 

 

ウソです。

 

 

・・・

 

 

 

 

さようなら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年9月15日掲載