目がない

 

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眼鏡には目がねぇ僕。

 

できるだけ近寄らないようにしているのだけれど。

 

つい、暇だったものだから・・・。

 

見るだけ。

ほんとに見るだけ。

 

 

 

店員さん・・・   試しにかけてみてください。

僕    ・・・   それでは、試しにかけさせてください。かけるだけ、かけるだけ(自分に言い聞かせ)

 

店員さん・・・   すごくいいと思います。濃紺で、品がよくて知的なイメージ!お似合いです。

僕    ・・・    品がいい!知的♡

 

すべて眼鏡のことなのに、自分があたかも品がよくて知的だと錯覚し・・・。

これにしちゃうかな♡

 

もうひとりの自分・・・・  おいおい見るだけじゃなかったのかよ。またいつものパターンかよ。

眼鏡を収納するアソコみてみなよ。

入りきらないほどあるじゃねぇかよ。

よく考えろって!

無駄遣いもいいかげんにしないと、そのうちに・・・。

 

そんな全うなもう一人の自分の意見も聞かず、買ってしまったのでした。

 

出来上がって、かけてみた感想。

かけ心地はいい、よく見える。

 

そして鏡の前でかけた顔を写してみたら。

 

どうみても、品の良さや知的さなんて微塵も感じられない。

ちっくしょう~~~~。だまされた~~~。

 

これからは、よ~~~~く考えよう!!

 

 

 

 

もう一人の自分・・・   救いようのないアホだ。

 

 

 

 

2015年8月17日掲載